三条市で初めての病児・病後児保育ルーム「なのはな」が4月1日、三条市大野畑、済生会三条病院附属保育園「たんぽぽ」内にオープンする。
利用時間は月曜から金曜の午前8時から午後5時まで。定員1日10人で料金は1日2,000円で減免制度もある。対象は生後6カ月から小学3年生くらいまでで、保護者が市内に在住か在勤し、病気にかかっているか回復期のため集団保育が難しいく、仕事などの都合で家庭の保育が難しく、かかりつけの医師が利用が可能と判断した場合。
利用は事前に健康状態などを登録し、かかりつけ医を受診して、利用可否の判断を受け、「なのはな」に利用予約、「なのはな」を利用、料金の支払いの流れになる。
3月25日午前11時から竣工式、25日午後1時から4時までと26日午前10時から午後3時まで内覧会が行われる。
済生会三条病院は昨年9月から隣接する旧うるおい広場サッカー場の敷地に保育園「たんぽぽ」を建設している。以前からある院内保育園に加え、地域保育園、病児・病後児保育園を3つの保育施設の機能を併設する。
「なのはな」については三条市の委託事業で、建設費として国、県、市で1,307万円を補助し、運営は委託費として年間2,330万円を拠出する。
県央地域では先に燕市と加茂市で病児・病後児保育が行われており、三条市でも事業開始が待たれていた。