燕三条駅観光物産センター「燕三条Wing」は13日、ビーズを組み合わせて片耳だけのアクセサリー「イヤーカフ」を作るワークショップを2回に分けて行い、合わせて16人が参加した。
イヤーカフは、イヤリングやピアスのように耳につけるアクセサリーだが、耳たぶではなく耳の上や横の縁をはさんで付けるため、イヤリングほど耳が痛くなりにくく、ピアスのように耳たぶに穴をあける必要もない。大きなものを付けることができ、昨年ころからセレブが愛用して急速に人気が高まっている。
イヤーカフのワークショップはまだ珍しいこともあり、1回の定員8人を上回る申し込みがあった。いろいろな素材を使ったイヤーカフがあるが今回はビーズ。長さ数センチのゴールドのベースに、「ビジュー」と呼ばれる花などをかたどった素材を付けてから、テグスにビーズを通して飾っていく。
小さなビーズは直径2ミリもなく、穴にテグスを通すにもつい息を止め、周りの音も気にならないくらい集中。それだけに、店に並んでいてもおかしくないようなイヤーカフが完成すると、満足感も大きかった。
燕市に住む小学校4年生の長女とふたりで参加したお母さんは「もともとビーズが好きで、ひとりでもと思ったけど、娘を誘って参加したら、おとなが多くて驚いた」。ほかに子どもの参加はなく、製作のほとんどを担当した長女も「おもしろかった」とにこにこだった。