三条市・一ノ木戸商店街のみんなのまちの交流拠点「みんくる」は13日、同所で3周年祭として「みんなでシェアする新しいワークスタイル」をテーマに基調講演やトークセッションを行い、ほとんどが女性の20人ほどが参加した。
非営利型株式会社ポラリスの市川望美代表から基調講演のあとトークセッションを行った。市川さんに加えて地元でボランティアとして更生保護を目的に就労支援する団体「Connection」を設立した結城靖博さん、家業に入る予定の主婦で子育てしながら新しい展開を模索する桜井香苗さんの3人がパネリスト、みんくるマネージャーの石本史子さんがコーディネーターを務めた。
ポラリスは、地域の女性たちが身近な地域の中で多様なはたらきかたを実現するための事業に取り組んでいる。東京都世田谷区で子連れで働けるコワーキングスペースを拠点にチームで仕事をしている。基調講演で市川さんはポラリスの事業紹介から、足りないものが強みになること、暮らすことも働くことも同じように大切にすること、正直なコミュニティーをつくるためのルールなど、組織運営の要となる部分も話した。