15日、アオーレ長岡のながおか市民協働センターで開かれた情報発信勉強会「ウェブで地域を動かす−市民の情報発信による地域活性の可能性を探る−」にゲストとして参加させていただいた。
同じくゲストの「NPO法人ながおか生活情報交流ねっと」理事長の桑原眞二さん、コーディネーターに「NPO法人市民協働ネットワーク長岡」のセンターチーフコーディネーターでウェブマガジン「にいがたレポ」を運営する唐澤頼充さんの3人で鼎談のスタイルだった。
近年、キャリア教育などで小中学校で講演する機会が増えているが、おとな対象はあまりない。ゲストの依頼を受けたときは20人ていどの内々な勉強会という話だった。それくらいならとなめてかかっていたが、ふたを開けると40人くらいの参加があった。
会場は長岡市だし、知らない人ばかりだから気が楽と思っていたら、燕三条方面からも含め知り合い数人が出席。当初のイメージとは全然、違っていたが、唐澤さんのサポートもあって有益な情報が提供できたかどうかはさておき、どうにかこうにか用意された時間を終了した。
子どものころは日曜になると、たびたび両親に連れられて燕市から長岡市へ出掛けた。20代のころも長岡市へ出掛けることは珍しくなかった。オンラインショッピングが普及したからか、ここ10年くらいは新潟市もそうだが、長岡市へ出掛けることはめっきり少なくなった。アオーレ長岡も2年ぶりくらいだった。
知り合いの職員から議場や市民交流ホール、市役所総合窓口などを見学させてもらった。議場では傍聴席に防音設計で親子で傍聴できる部屋もあり、さまざまな所に使用されている県産スギを使った装飾も吸音などで残響音を減らすのに効果的なようで、どの部屋も音が良かった。議場では東京フィルハーモニー交響楽団によるコンサートも開かれたくらいだ。
勉強会後は会場近くで出席者のなかの知り合いと軽く食事をして帰った。長岡駅前周辺は再開発で大きく変わったが、町並みには昔の面影が色濃く残る。何十年も前に見ていた夜の長岡を思いだしながら、郷愁を味わった。
まあ、最初から記事を書こうと思って取材していないと、こんなもんです。参加いただいた皆さん、ウェブに投稿するときはこの記事を他山の石としてしっかり取材して書きましょう(笑)。