燕三条地場産業振興センターは25日、道の駅「燕三条地場産センター」として新たにオープンし、さらなる情報発信の拠点としてスタートする。同日は先着100人に日本初のチタン製オリジナル記念切符のプレゼントなどのセレモニーを行い、翌26日と27日は「にいがた道の駅フェスタ」を開催する。
道の駅に登録するために駐車場内に24時間利用できる屋外トイレやEV充電ステーションなどを新設し、1階ロビーにタッチパネル式情報端末機で観光情報や渋滞情報などを提供する観光情報コーナーを設置した。あわせて看板も整備した。
25日のオープニングセレモニーは、午前10時から道の駅屋外トイレ前でテープカット、電気自動車急速充電器デモンストレーション、チタン製オリジナル記念切符の無料配布を行う。オリジナル記念切符の無料配布は先着100人で、セレモニー開始前の午前9時45分から同所で整理券を配布する。
道の駅記念切符は土産品のひとつで、取り扱いをしている各道の駅の駅名が入ったもの。通常の記念切符は、硬い厚紙で作られた昔の鉄道の切符のような硬券でできており、1枚180円で販売している。
同センターでも「燕三条地場産センター」名の通常の記念切符の取り扱いも開始するが、今回のチタン製は、オープニング記念に製作した世の中に100枚しかない「燕三条」ならではの特別切符として同センターが製作した。
さらに道の駅オリジナルの結晶加飾を施した純チタン製タンブラー(270ml・税込み7,500円)50個を限定販売する。
26、27日のオープニングイベント「にいがた道の駅フェスタ」は、同センター1階交流サロンを会場に、県内10カ所の「道の駅」の特産品販売や観光PRを行う。26日は午前午前10時から午後5時まで、26日は午後4時まで開く。
あわせて26日は吉田恒雄さんによる包丁研ぎ実演、27日は大岩信夫さんによる彫金実演をいずれも午前11時から午後3時まで行う。
同センターでは、道の駅としてのオープンにより、これまで以上に多くの人に来館してほしいと期待している。