男女共同参画セミナーではっぴーズコミュ代表の土田陽子さんとハッピーライフカフェオーナーの高井美弥子さんが講師 (2016.3.23)

三条市の男女共同参画セミナー・男と女のライフスタイルセミナー「プチセミナー〜ステキな笑顔の作り方〜」が22日、三条市・三条ものづくり学校で開かれ、16人が参加して、はっぴーズコミュ代表の土田陽子さんとハッピーライフカフェオーナーの高井美弥子さんの2人から話を聞いた。

「男」や「女」にとらわれないライフスタイルについて、いろいろな角度からふれる機会の提供をと、三条市の委託を受けて5つの市民団体でつくる「ネットワーク三条」が主催。構成は、三条市消費者協会、新潟県栄養士会三条支部、三条女性会議、食生活改善推進委員協議会、三条おやこ劇場の５団体。各団体が1つずつセミナーや催しなどを企画。

これまでに、「ありがとう。スイーツ＆アロマ」、「女と男のコミュニケーション講座」、「地産地消カレーの提供」などのタイトルで実施し、夫婦や親子、女性や男性など幅広い年齢層が参加した。

最終回となる今回は、三条市消費者協会が主管。三条ものづくり学校内の男女共同参画センターと調理室を会場に開催。20歳代から60歳代の女性16人が参加し、講師の高井さんにプロのコーヒーの淹れ方を学び、コーチングや心理学も学んだコミュニケーション講師の土田さんに聴いた。

高井さんは、三条市若宮新田で通常のカフェ営業やイベント、レンタルカフェなども行っている「HAPPY LIFE CAFE」のオーナー。「できるだけ焙煎したての新鮮な豆を、直前に挽いて入れるのがベスト」と、おいしくいれるための「こつ」を話しながら、豆を挽き、ドリップを開始。部屋中にコーヒーの香りが広がるなかで、参加者から「ハンドドリップの良さ」などを聞かれ、「人の手で入れたものや作ったものは、あたたかみがあるというか、おいしくなるんだと思います」と話した。

土田さんは、燕や三条を中心とした子育て中の親のためのコミュニティ「はっぴーズコミュ」代表であり、コーチングやコミュニケーション講師も務める。さらに、家業は燕市井土巻でハーブ苗や花苗農場「ハーベスト」を営んでいる。

この日のセミナーでは、コミュニケーション講師、さらに農業、子育ても行う土田さんは、「どこにそんな時間があるの」と驚かれるが、「自分自身は、眠るより、動いている方が好き」。しかし、「最初からこうだったわけではないんですよ」と話し、東京から新潟の農家へ嫁いでからのカルチャーショック、子育てで悩んでいたことなど、「もがき苦しんだ時期もありました」と明かした。

「喜怒哀楽の中で生きていて、お互いに分かち合うことができたら素晴らしい人生になるのでは」と優しい笑顔の土田さんの話を、参加者はうなずきながら聴き、続いて行われた質問セッションなど、リラックスした雰囲気のなかで「ステキな笑顔」を実践していた。

関連リンク

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• 土田陽子さんプロフィール（新しいウィンドウで開く）