燕三条プライドプロジェクトツーリズムグループは、4月9日から5月29日まで今春も地元の住民や職人のナビゲートで歩く「燕三条ものづくりの心に出会う『まちあるき』」16コースを企画し、17日から前期分を受け付けている。
「燕三条まちあるき」は春と秋の年2回の企画で13回目。「ものづくりの心」を共通コンセプトに、燕三条エリアをめぐってその魅力を肌で感じ、発見してもらおうと、地域の団体などが主催者となって人気の定番コースや新コースなど毎回、趣向を凝らしたコースを設定している。
今回は、「職人の技」2コース、「歴史に出会う」9コース、「食の技」1コース、「美の追求」2コース、「まちの彩り」1コース、「まちあるきイベント」1コースの6ジャンル16コース。同じコースで複数実施もあるので、開催数は延べ19回になる。
新設コースは、「合併前の下田、その前(森町村)の前は本下田村 下田地域の史跡文化財めぐり」(下田郷土史資料研究会主催)で、三条大火災の復興に尽力した長谷川初代村長の軌跡をめぐり、昼食は下田で採れる塩で味付けの山塩ラーメンと棚田のコメのおにぎりも味わう。
4月17日に開かれる「分水おいらん道中」をより楽しんでもらえたらと、その前日16日に分水地区で2コースを設定した。ひとつは午前9時から正午まで「地蔵堂まちあるき〜春の良寛歌碑めぐり〜」(国上山ボランティアガイドはちの子会主催)。
もうひとつは、午後4時から7時までの「☆一緒に探して感じましょう☆大河津分水のステキ再発見」(Love River Net主催)で、大河津分水路のライトアップされたサクラのほか、まちあるきのために行われる可動堰のライトアップという貴重な機会も体験できる。また、この日は、まちあるきとは別にJR分水駅前付近で正午から午後3時までおいらん道中関連イベント「つばめ桜まつり・さくらフェス」も開かれる。
4月30日開催の「弥彦線の車窓から」(燕三条まちあるき連絡協議会)は相変わらずの人気。今回も申し込み開始日に定員に達してキャンセル待ちとなったため、5月8日の追加開催を決め、受け付けを開始した。
ほかにもふだん見過ごしている素敵な日常に出会える魅力的なコースが用意されている。申し込みは、4月に開催する前期分を3月17日から受け付けている。5月に実施する後期開催分は、追加開催分をのぞいて4月21日から受け付ける。
申し込みや問い合わせは、燕三条駅観光物産センター「燕三条Wing」(電話:0256-34-7310・午前10時から午後5時まで)へ。公式サイトでは、各コースの詳しい内容や実施状況を確認でき、無料で会員登録すればいつでも申し込める。