三条市環境啓発施設「かんきょう庵」では恒例の第13回リサイクル品無料配布会を開き、26日から30日までカラーボックスやチェストなど40点の配布品を展示し、希望者の申し込みを受け付けている。
ごみの減量とリサイクルについての意識を高めてもらおうと、清掃センターに出された粗大ごみの中から良質な家具などを再利用してもらう事業。同施設のできた2013年から実施し、今年度は2カ月に1度くらいのペースで開いている。
展示期間中に平均して800人くらいが訪れており、ほとんどの配布品は複数の申込みによって抽選となり、すべて引き取られていくという。前回開催した昨年12月は5日間の展示期間中に延べ1,128人が来館した。
三条市で発生したリサイクル品のため、配布対象は三条市在住の小学生以上とし、転売目的は応募できない。
配布会の仕組みは、破棄された粗大ごみの中から良質なものを清掃して展示。展示期間中に来館し、希望の品物があった人は、抽選申し込み書にその品物のナンバーや氏名など必要事項を書いて応募用の箱に投函する。
展示期間終了後に複数応募の品物は抽選し、当選者に電話で連絡する。当選者は、引き渡し期間内に免許証や保険証などの本人確認書類と抽選申し込み書の控えを持参し、引き渡しを受け、自分で運ぶ。
今回の配布品は、パソコンラック、テレビ台、鏡付きのタンス、カラーボックス、クーラーボックス、チェストなど40点。展示と申し込み受け付けは、26日から30日までで開館時間の午前9時から午後5時まで。抽選は、3月31日午前10時を予定している。
また、27日は午前10時から午後3時まで「第10回フリーマーケット in かんきょう庵」も開かれる。