29日の三条市は青空が広がり、最高気温は17.5度の暖かく穏やかな陽気だった。
放射冷却によって明け方は2.4度まで冷え込んだが、日中はぐんぐん気温が上がり、正午には15.3度と15度を超え、午後1時45分に最高の17.5度まで上がった。
この暖かさで、三条パール金属スタジアム前の芝生広場やトリムの森には、親子連れや春休みの小学生などが大勢訪れ、上着をはおらずに遊具で遊んだり、走り回ったりしていた。
春らしい陽気となり、ツクシもすっかり背を伸ばしているが、道路沿いのサクラ並木のつぼみはまだまだ堅い。カタクリの群生でも知られるトリムの森も、まだ春は来たばかりで、薄い赤紫色の花は咲き始めの数輪が見つかる程度。落葉の間にカタクリの小さな葉が見えていたが、見ごろは来週以降になる。
一足早く、白や薄紫色のキクザキイチゲは花を開き、園内を散策する人を楽しませていた。