燕市吉田地区の市街地とトレーニングセンター「ビジョンよしだ」や北吉田駅とを結ぶ市道吉田95号線が30日午前9時過ぎに全線開通した。
市道吉田95号線は、神田町郵便局が面した250号月潟吉田線との交差点からスーパーマルイ吉田店角の交差点を結ぶ延長556.5メートル。2005年に計画決定され、翌06年から11年間にわたる工事で完成した。総事業費は約11億9,000万円。
幅員15メートルで車道9メートル、両側に3.5メートルの歩道を設置。県道交差点側から工事を進め、2013年度に120メートル、14年度に165メートル、そして15年度に271.5メートルが完成。これまでも完成した一部区間は供用を開始していたが、ようやく全線開通となった。
30日は午前9時からマルイ吉田店側で開通セレモニーを行い、鈴木力市長は「この道路が安全で快適で地域の皆さまからいつまでも愛される道路になりますことを祈念する」とあいさつ。中島清一市議会議長、斉藤正栄燕署長の祝辞のあと、ゲート撤去式。鈴木市長、中島議長、斉藤署長、地元の星野賢次吉田東町地自治会長、吉田中学校安全委員会の委員長の矢川実侑さん、山崎翼さんの新3年生2人の合わせて6人で道路をふさいでいたコーンを道路わきに撤去して開通した。
付近住民も参加して交差点の横断歩道の渡り初めを行ったあと、関係者の車で道路を進行し、そのまま開通した。