三条市医師会准看護学院(池田稔学院長)は、4日午後1時半から燕三条ワシントンホテルで第53期生入学式を行い、准看護師を目指す30人が看護の道への第一歩を踏み出した。
ことしの応募は、昨年より8人少なかったがほぼ例年並みの52人。うち47人が受験し、18歳から42歳の30人が合格した。
学院関係者と2年生35人、来賓や家族が見守るなか、新入生30人は名前を呼ばれてその場に起立し、池田学院長から入学許可の言葉を受けた。
池田学院長は式辞で、「看護師はとてもやりがいのある仕事です」、「みなさんが面接のときに話してくれたように、いろんな理由で看護師を目指して入学しているわけですが その気持ちを忘れずに2年間しっかり勉強してください」と願った。
新入生を代表して木村和英さん(26)=長岡市=が新入生宣誓を行った。演壇の池田学院長に向かい合って立った木村さんは、「私たち30名は、これから2年間、人命を預かる看護職を者としての自覚を持ち、精一杯学んでいきたい」、「同じ志をもつ仲間たちとともに切磋琢磨し、助け合い、励まし合いながら、看護に必要な知識、地域社会に貢献できる准看護師になれるよう精進していきたい」と誓った。