燕市内の電気工事業者7社でつくるボランティアグループ「燕を愛するライトアップ倶楽部」(大岩光輝会長)は5日午前、8日から24日までことしも燕消防署前の中ノ口川左岸のサクラのライトアップをするための準備を行い、投光器を設置した。
午前8時半から7社の13人で作業。ここ数日の暖かさで県央地域のサクラは一気に開花しており、消防署前の土手に並んだサクラも5分から8分咲き。川の方に枝を伸ばした巨木の下に計16基の投光器を設置し、高所作業車も使って電気を引く配線工事を行った。
同所のライトアップは、1992年ころから4年間、個人でライトアップした人がいたのが始まり。数年後、継続を求める市民の声に応えて1998年に同グループが引き継いだ。東日本大震災の年を除いて毎年行っており、燕の春の風物詩として定着。市内外から見物客が訪れ、燕のサクラの名所になっている。
ライトアップは、8日から24日までで、毎日午後6時から午後11時まで。燕を愛するライトアップ倶楽部のメンバーは次の通り。
【燕を愛するライトアップ倶楽部】▲会長=みつでん(小池新町)▲事務局=(有)河内電業舎(新生町2)▲横山電気(四ツ屋)▲西澤電気(新生町)▲峰島電気工事店(蔵関)▲田辺電気工事店(西燕)▲松弘電業(水道町4)