県は7日、4月に入って県内で住宅火災や林野火災が多発していることから、4月1日から7日までの春の火災予防運動を5月8日までに延長した。
この冬は少雪だったのに加え、とくに4月に入って乾燥した日が続き、住宅火災や林野火災が頻発。4月1日から6日までの出火件数は44件で、それ以前の3年間の平均の4倍を超え、とくに林野火災は7件発生し、それ以前の3年間はいずれもゼロ。田畑などのその他火災も14件で、それ以前の3年間では多くても1件しかなかった。
県ではこの事態に例年、4月1日から7日までを春の火災予防運動期間としているが、5月8日までに期間を延長。県内消防本部など関係機関に協力を依頼した。