燕三条ファクトリーアウトレットショップ「ストックバスターズ」(燕市物流センター2)は、5月8日まで「2016ジャパン・ツバメ・インダストリアルデザインコンクール」の入賞製品を展示しており、新潟県知事賞受賞の同店の「腰楽シリーズ 能率鍬」など一部商品を販売している。
「2016ジャパン・ツバメ・インダストリアルデザインコンクール」は、燕市産品のデザインの高度化と振興を目的に昭和52年から「にいがた県燕市物産デザインコンクール」の名称で始まり、毎年、燕市で開かれている。
同店は大型連休を中心に県内外から観光や帰省で個人客が最も多くなる。この好機に地元燕三条のものづくりの力をアピールしようと、数年前から入賞製品を展示している。
ことしも店内の入ってすぐの目を引く場所にコーナーを設け、入賞製品9点すべてを展示し、一部を販売。経済産業大臣賞の株式会社大泉物産のカトラリー「ICHI」をはじめ、漉き鋏、ナイフシリーズ、アルミアイススプーン、レードル、コーヒーミルなどが並ぶ。
同店を運営する株式会社ストックバスターズの商品で、園芸用では日本初のユニバーサル商品「腰楽シリーズ 能率鍬(Mem's、Women's)」も新潟県知事賞に輝いた。
ストックバスターズの燕店と同時に上越店でも同様の展示を行っており、上越地方をはじめ県外の長野や富山など燕店とは違った客層へのアピールにつながっている。