熊本県益城町への救援物資として三条市からミネラルウオーターなどを載せて15日に出発したトラックは、翌16日午後3時過ぎ、無事に益城町に到着した。
三条市の要請を受けて救援物資を運んだマルソー株式会社によると、15日午後4時過ぎに三条市厚生福祉会館を出発したトラックは、16日午後3時15分に益城町役場に到着。その後、同町の保健福祉センターに向かい、救援物資を届けた。
経過については、自力でルートを探しながら益城町役場まで行き、そこからは自衛隊の装甲車に先導されて保健福祉センターに向かった。その間は、家屋が倒壊しているなか、かなり細い道を通った。同センターは、避難している人があふれていた。また、物資輸送車などはあまりみかけなかったという。
また、同社が呼びかけて、16日から19日午前11時まで本社で受付をしている「支援物資受入」について、初日16日は2トン車1台分くらいの物資が寄せられており、翌17日以降も、18、19日まで受け付けをしている。寄せられた物資は、荷造りや積み込み作業を行って19日午後、三条市を出発する予定だ。