17日の県内は強風が吹き荒れ、三条市消防本部には車庫のトタンがはがれそうになった、農業用のビニールハウスのビニールが飛び電柱にからみついた、店舗の屋根が飛びそうになったなどといった通報があり、出動した。
三条市では、正午前から南よりの風が強くなり、1時間ごとの平均風速は正午に最高の9.1メートルを観測し、午後7時までの瞬間最大風速は20.3メートル。夜遅くになってようやく風が収まった。強風の影響で県央地域を通る信越本線、越後線、弥彦線を含め県内の在来線には列車の運休や遅れがでた。
昼ころを中心に雨が降り、午前10時と正午にそれぞれ1時間に0.5ミリの雨量を記録した。それにもかかわらず気温は上がり、最高気温は27.4度。3日に24.2度を上回ることし最高、ことし初めての夏日となった。