三条野球連盟(高坂登志郎会長)は17日、三条パール金属スタジアムで平成28年度開幕式を行い、連盟加盟の70チームの選手と審判団など約800人が参加して、シーズンの幕を開けた。
あいにくの雨降りで午前9時からの開幕式は、例年の三条市吹奏楽団の演奏による入場行進は行わずに、選手たちは各チーム名のプラカードを持ち、そろいのユニホームを着てグラウンドに整列。連盟旗を前に、1塁から3塁までの間に弧を描くように並んだ。
しとしとと降る雨のなか、ことし2月に68歳で逝去した、当時、副会長の五十嵐孝さんに黙とうをささげて、開式。
今年度就任した高坂登志郎会長があいさつ。県大会優勝は平成23年に共和工業(株)が新潟県都市対抗野球で優勝して以来なく、全国大会出場は昭和60年にトキワ倶楽部が東日本1部に出場して以来久しくないことから、「県大会優勝、全国大会出場を目指して頑張ってもらいたい」と願い、各チームの健闘を祈った。
来賓のあいさつ、故五十嵐孝さんへの感謝状贈呈、審判員表彰などを行い、選手を代表して「SNJ48」の栗山奨平主将(23)が選手宣誓を行った。