三条夏まつり協賛会(会長・斉藤弘文三条商工会議所会頭)は22日、第12回三条夏まつりの第1回全体会議を開き、8月5、6、7の3日間、開く三条夏まつりに向けた協議をスタートした。
平成27年度収支決算報告(収入6273万7148円、支出6100万9760円、次年度繰越172万7366円)を承認。第12回三条夏まつりの実行委員会組織についてでは、前年度に続いて実行委員長の兼古耕一副会頭が就任した。
このほか、開催計画案では、8月5日に凧と凧ばやし踊りパレードや市民民謡踊り流し。6日に大花火大会。7日に三条総踊り、商店街夜店市、三条夏神輿を示した。収支予算(収支とも5875万2388円)などすべて原案通り決めた。
第10回の節目の開催だった昨年は、十分な知恵を出し合う時間をと全体会議を例年より1カ月、前倒しして開いたが、ことしも昨年と同じく4月のスタートとした。
斉藤会頭はあいさつで冒頭、出席者全員に呼びかけて熊本地震の被災者の冥福を祈る黙とうをささげた。昨年の夏まつりを「ついこの前のよう」と振り返り、「昨年は素晴らしい夏まつりを開くことができた」と感謝し、率直な意見を求めた。
名誉会長の国定勇人三条市長は、「三条夏まつりは、表面上は市民に楽しんでもらう3日間だが、この3日間の夏まつりを成功に導くために、さまざまな三条に関わる方々が相談しながら実行に向け、その仕立てをしていくというプロセスが三条の町の強みであり、毎年、継続することが三条のまちの実力の原動力につながっていくもの」と述べてことしも成功を願った。