リビング・インテリア用品製造販売の株式会社矢嶋屋(三条市塚野目4・内田良治社長)は26日、三条市社会福祉協議会を通じて熊本地震義援金に100万円を寄付した。
午前10時半に内田社長と内田雄治専務の2人が市社協を訪れ、100万円を包んだのし袋を上石貞夫会長に手渡した。
同社はこれまでに、2004年の7.13水害での救援物資や義援金、東日本大震災で本県に避難している人のために使ってほしいと県への寄付も行っている。
7.13水害では、五十嵐川の堤防が決壊して嵐南地区に大きな被害をもたらしたが、堤防決壊前の午前中は嵐北側にある同社も近くの川の水があふれ、、もう10センチも水位が上がれば社内に水が入り、倉庫内の商品にも被害が及ぶところだった。
東日本大震災で本県に避難している人たちは原子力発電所の事故の影響であり、原子力発電所のある新潟県では他人事ではなく、それぞれ「立場が変われば」という思いだという。
また、いまだに余震も続く被災地の人たちに「いちばんはあきらめないこと」とエールを贈った。