三条市緑のリサイクルセンターでは、2日から薪(まき)に向いた木の幹の販売している。
同センターは、資源循環型社会の推進を図っており、三条市内から発生した果樹や街路樹、庭木などの剪定(せんてい)で出た枝や幹を受け入れ、枝は堆肥化して市民に無料配布している。
センターに搬入されて積んである幹を見て、「薪用に使いたいのでわけてほしい」、「いすに使ってみたい」などといった要望があることから、バイオマス資源の利活用を推進するため、幹の販売を行うことした。
代金は1kg当たり5円で、販売は5kg単位で行う。樹木の幹のサイズは、同センターで受け入れできる大きさとして長さ50センチ以内の規定があることから、約50センチの長さ。スギやマツなどの針葉樹とクリやサクラ、ケヤキなどの広葉樹に分けてある。
樹木の幹の購入手順は、最初に入口にあるトラックスケール(計量器)で車両を停車して車の重さを計量。申し込み書に住所と名前を書き、幹の置場に車両を移動して購入する幹を積み込む。再び、トラックスケールで計量し、積み込んだ樹木の購入代金を支払う。混雑しているときは、敷地の外で待ってもらうこともあるので、係の案内に従う。
5月から10月の販売時間は、午前8時半から午後6時半で、第1日曜と第3日曜は休業日。問い合わせは、緑のリサイクルセンター(電話:0256-34-4921、三条市代官島2721-1)か三条市環境課ごみ減量係(直通電話:0256-45-4868)へ。