ゴールデンウイーク最終日で「母の日」だった8日、三条市の歩行者天国にした中央商店街と本寺小路、三条別院の境内を会場に「〜三条マルシェ〜ごった市@ホコテン」が開かれ、五月晴れに恵まれて1万9500人の人出でにぎわった。
68の店が商店街の通りや三条別院境内に並んだ。「母の日」にちなんで「花咲く母の日レディースデー」がテーマ。小学校などから借りた花咲くプランターを会場に飾った。
昨年まで主に高校生に製作を頼んで設置していた顔出しパネルを今回初めて公募し、三条市のフラスタジオ「ラウレア」が担当したフラダンスをテーマにした作品が好評だった。
子どもたちが楽しめるようにと設けた「わくわくゾーン」では、チョークによる路上落書きが子どもたちに大人気。「盗まれた母の日」をテーマにしたクイズラリー「探偵はマルシェにいる!」、三条市ボランティア連絡協議会と三条マルシェ実行委員会による震災復興義援金の募金、カレーラーメン体操や第二中吹奏楽部の演奏などイベントも盛りだくさんだった。
このところ変わりやすい天気が続いていて関係者の最大の心配は天気だったが、前日の雨と打って変わって抜けるような青空。三条の最高気温は20.6度で半袖でも過ごせる暖かい陽気に恵まれた。
10連休という人もある長いゴールデンウイークだったこともあるのか、好天の割に思ったほど来場者は伸びなかったが、初夏を思わせる陽気を満喫しながらゆっくりと過ごしていた。