県は5月16日と18日の2回、いずれも午後7時から燕三条地場産業振興センター・リサーチコアで「県央基幹病院整備基本計画(案)に関する住民説明会」を開く。
県央基幹病院の整備に向けて地域住民に理解を求めようと開催しており、2013年6月に燕労災病院と三条総合病院の統合を核に公設民営の運営が決まったとき、14年2月の基本構想策定、15年7月の「県央基幹病院基本構想」と「県央基幹病院の整備に向けたアウトライン」の概要の説明など、節目のたびに開いている。
今回は、県央基幹病院整備基本計画策定委員会を設置して整備基本計画の検討を行ってきたなかで、「県央基幹病院整備基本計画」(案)がまとまったことなどによる。
説明会の主な内容は3つ。1つは「県央基幹病院整備に向けた県の取組」。これまでの検討経過や「県央基幹病院整備基本計画(案)」の概要、今後の進め方など、取り組みの現状を説明する。
2つ目は、「新潟大学地域医療教育センター・魚沼基幹病院の事例紹介」。県内の先進事例である同病院の救急・整形外科医療の現状について、同病院の生越章整形外科部長に聴く。最後は、「来場者と意見交換・質疑応答」を行い、午後8時半に終わる。
16日と18日の2日間とも内容は同じ。いずれも定員は180人で、事前の申し込みの必要はない。問い合わせは、県福祉保健部基幹病院整備室(電話:025-280-5632)へ。