一般財団法人新潟ろうきん福祉財団(新潟市中央区新光町)は、新潟県NPO・地域づくり支援センターの企画運営で6月2日から14日まで県内5会場で、にいがた旬塾2016「リノベーションまちづくり〜空き店舗・空き家を人の集う場所へ〜」を開き、最終日14日は三条会場として午後6時半から8時半まで燕三条地場産業振興センター「リサーチコア」で開く。
建物のリフォームは修繕という意味合いが強いのに対し、リノベーションは新しい機能や付加価値を加える改修。県央地域では三条市に一昨年秋にオープンしたシェアスペース&ライブラリー「燕三条トライク」が代表的なリノベーションに生まれた施設で、三条市内では三条ものづくり学校、アトリエ付き滞在施設「Craftsmen's Inn KAJI」、みんなのまちの交流拠点「みんくる」などがある。
内容は4部構成で、第1部が講演「リノベーションまちづくり〜空き店舗・空き家を人の集う場所へ〜」、第2部が新潟ろうきん福祉財団による2015年度地域社会創造事業の紹介、第3部が地域づくりの情報交換会、第4部が「にいがたNPO情報ネット」と「さんかくむすび」の紹介。講演の講師は会場によって異なり、14日は沼垂テラス商店街の高岡はつえさんが講師を務める。
高岡さんは沼垂出身で、銀行や貿易会社勤務を経てテラスオフィス代表の田村寛さんとともに2015年4月に「沼垂テラス商店街」を誕生させた。同商店街は2016年1月、地域活性化に挑む全国の団体を支援する「地域再生大賞」の準大賞を受賞している。
南魚沼会場では「燕三条トライク」をオープンさせた小山雅由さんも講師を務める。対象は地域づくりの活動をしている人や地域づくりに興味のある人で定員30人、参加費無料。参加申し込みは、WEBフォームか、E-mail(info@nponiigata.jp)、FAX(025-281-0014)で件名「にいがた旬塾参加申し込み」で、氏名(ふりがな)、住所、電話番号、メールアドレス、参加希望会場を記入して送信する。問い合わせは新潟県NPO・地域づくり支援センター(電話:025-283-8686)へ。日程、会場、講師は次の通り。開催時刻は平日は午後6時半から8時半まで、土曜は午後1時から3時まで。