13日午前5時20分ころ三条市中新地内の五十嵐川右岸堤防から川を渡る熊が目撃された。
散歩中の60歳代男性が目撃して午前5時34分ころ110番通報した。目撃者によると五十嵐川の右岸堤防を散歩中、左岸から右岸に渡る体長約60センチのクマ1頭を目撃した。クマは五十嵐川を渡って中新地内の神明宮境内に入り、逃げていった。
三条署ではクマが目撃された場所から民家まで約15メートルと接近していることから、関係機関へ連絡するとともに付近住民などに注意を呼びかける広報と警戒活動を行っている。
三条市内では冬眠前の秋を中心にクマが目撃されることが多いが、ほとんどは山手で、これほど山手から離れたところで目撃されるのは極めて珍しい。