地域の子どもたちへ食の大切さや食料を生産する農業の理解を伝える「食農教育」の一環でJAにいがた南蒲は19日、加茂市の西加茂保育園(茂野紀子園長・園児79人)の園児に食農出前授業を行った。
同JA職員が西加茂保育園を訪れ、3歳児以上の園児45人とその保護者を前に紙芝居やエプロンシアター、食育クイズなどを行った。
エプロンシアターでは、子どもの顔と体を表した職員手製のエプロンをつけ、腹話術のように食べたご飯が消化吸収して便になるまでや、「自分のうんちを見ていますか?」と問いかけたりして、便の状態で野菜の不足や体調不良など体の状態がわかることも話した。
子どもたちは、「歌のお姉さん」のように優しくわかりやすい職員の話に興味津々で、身を乗り出して聞き、質問されると一生懸命、答えていた。
授業の締めくくりは、JAにいがた南蒲のキャラクター「なんかん育ち」の着ぐるみ「梨之助」、「飯太郎」、「桃子」と一緒に、保育園で毎朝練習している同JAのオリジナルソング「なんかん育ちのテーマ」のダンスを踊り、大喜びだった。