24、25日と吉田天満宮大祭、200を超す露店が並ぶ (2016.5.24)

24、25日と燕市吉田下町、吉田天満宮の大祭が行われ、ことしも本町通りから学校町通りにかけて200を超す露店がずらりと並ぶ。

吉田天満宮は、菅原道真を祭る。「天神」とも呼ばれる道真は学問の神さまで知られる。境内の参道を入ってすぐの拝殿やその右奥の本殿には、道真像を安置する。祈願の記念に祭りで植木を買い求め、その木が成木するころに祈願成就するといわれ、「吉田の植木祭り」の別名もある。毎年、数多くの露店が出ることで知られ、昨年は198の出店があり、ことしは200以上の申し込みを受け付けた。

これに伴って本町通り、学校町通りと県道月潟・吉田線の一部で交通規制が行われている。交通規制は24日は正午から午後10時半まで、25日は午前6時から午後10時半まで。

主催は吉田天満宮奉賛会。それまで会長だった泉谷善二さんが昨年6月で死去したため、代わって吉田商工会の美内信孝会長が新会長に就いて初めての大祭となる。

24日は午後6時半から吉田天満宮で宵宮祭の神事が行われ、7時から9時半まで燕市文化協議会芸能部吉田支部によるカラオケ演芸大会が開かれる。25日は午前10時半から例大祭の神事が行われ、午後6時から6時40分まで吉田清謡会による観世流謡曲、7時から9時まで再び燕市文化協会芸能部吉田支部によるカラオケ演芸大会が開かれる。

24日は朝から吉田天満宮奉賛会会員が吉田天満宮に集まり、拝殿を開けたり、幕を下げたりと準備を進めた。