鈴木力燕市長は31日午前10時から市役所で記者会見を行い、若手農業者の仲間づくり支援、つばめ若者会議が「燕(エン)ジョイ活動部」始動、小学校の農業を通じたキャリア教育などを11項目を発表した。
若手農業者の仲間づくり支援は、若手農業者と女性農業者を対象に交流会や意見公開、勉強会、視察研修、除法発信などを行うもので、6月24日にキックオフミーティングを行う。
「燕(エン)ジョイ活動部」は、つばめ若者会議の次世代メンバーの育成を目的としたプロジェクトで、15歳から29歳のメンバーを募集し、ガイダンスと交流イベントに始まって活動内容のアイデア出し、ブラッシュアップ作業、アイデアの発表、実行などを行い、自分たちで楽しみながら活動していく。
小学校の農業を通じたキャリア教育は、蒲原土地改良区燕工区委員会からの子ども夢基金への寄附を活用し、地域農業者との世代間交流、農業に関するイベントなどの費用を小学校に対して助成するもので、助成額は1校につき10万円。すでに6月2日に粟生津小学校が野菜の定植やエダマメの種まき、大関小学校が6月30日にみそづくりに関する出前授業を計画している。
また、横浜国立大学非常勤講師で多摩大学大学院客員教授の柏木吉基氏が昨年度、燕市で行った「実務データ分析研修“観光振興プロジェクト”」の取り組みを書籍化した『そうか、ここが問題だったんだ! がどんどんん見えてくるデータの読み方・活かし方』が出版された。このプロジェクトは希望した燕市7人と弥彦村2人の9人の職員が参加。その研修の実録を通して数字の分析から現状把握、問題発見、方策の検討。意志決定までのさまざまなノウハウが解説されている。発表項目は次の通り。