燕市は31日、市役所で平成27年度施工の優良工事表彰を行い、3件の工事の施工業者に鈴木力市長から表彰状と記念品を贈って表彰した。
地元建設関連業界の要望を受けて3年前から行っている表彰。工事成績評定で優秀だった施工業者を表彰している。
「井土巻須頃線調整池設置工事」を施工した吉田・河村井土巻須頃線調整池設置特定共同企業体、「吉田95号線道路改良その2工事」を施工した株式会社丸長建設、「(仮称)燕西こども園改築工事(建築)」を施工した吉田・河村燕西こども園建築特定共同企業体をを表彰した。
「井土巻須頃線調整池設置工事」と「(仮称)燕西こども園改築工事(建築)」はいずれも株式会社吉田建設の吉田守利代表取締役社長と渋川善行燕営業所代表、株式会社河村組の河村八郎代表取締役、「吉田95号線道路改良その2工事」の株式会社丸長建設は渡辺武夫代表取締役に表彰状などを手渡した。
選定理由は、「井土巻須頃線調整池設置工事」は迂回(うかい)路誘導などの安全確保が必要だったが案内看板を数多く設置して周辺店舗や通行者にていねいな案内対応をしたので苦情やトラブルがなかった。前回までのシールド機の体勢のずれなどを適切に管理し、精度を保って工事を完了した。
「吉田95号線道路改良その2工事」は、幹線で通学路のため車両や歩行者が多く、交通規制を最小限に抑え、安全確保が必要だったが、安全設備や交通誘導などの創意工夫を積極的に行い、交通障害や第三者被害を発生させず、ていねいな案内で苦情やトラブルもなかった。
「(仮称)燕西こども園改築工事(建築)」は、施工後では確認できない防水層の塗装厚さ確保のため施工前に試し塗りを行うなど、適切な施工管理に努め、良好な品質を確保し、細部まで適切な施工に努めた。