6月1日から7日までの第55回水道週間にあわせて三条市は5日、国登録有形文化財の建物を含む大崎浄水場を一般に開放し、市のミネラルウオーター「千年悠水」や金魚の先着プレゼントなどを行い、日常生活を支える水道水に対する理解を深めてもらう。
水道週間にあわせた恒例行事で、午前9時から午後4時まで一般開放する。来場したおとな先着1,000人に三条市が販売するナチュラルミネラルウォーター「千年悠水」、子ども先着500人に金魚をプレゼントする。
さらに、三条管工事業協同組合が、子ども先着300人にかき氷やポップコーンをプレゼント。無料の野点茶会を開き、先着500人に茶をふるまう。
水道週間にあわせて、ふだんは関係者以外立ち入り禁止の施設も一般に開放しており、2011年に国登録有形文化財に登録された場内の施設もたっぷりと見学してもらう。同浄水場は昭和8年の落成で、英国人の設計とされる送水ポンプ室や事務所は、銅の雨どいや凝った窓枠など当時のモダンな造り。緑に包まれた施設内の散策も楽しめる。
昨年は約800人が来場した。問い合わせは、市水道局大崎浄水場(電話:0256-38-3539)へ。