アウトドアブランドのスノーピーク(山井太社長・本社三条市中野原)は4、5の2日間、全国の直営店やスノーピークストアで春の感謝祭「雪峰祭(せっぽうさい) 2016 -春-」を開き、なかでも三条市のHeadquartersでは初めての夜の一般向けのイベントなど、盛りだくさんの企画で来場者をもてなす。
春秋の年2回、恒例のユーザーへの感謝イベント。Headquartersでは、本社と工場やナチュラルライフスタイルストアを会場に、4日は午前9時から午後9時まで、5日は午前9時から午後3時まで開く。ただし、4日の午後4時から7時までは社屋内への入場はできない。
「スノーピーカー」と呼ばれるスノーピークの熱烈なファンが最も注目している恒例のアウトレット販売、B級品抽選販売をはじめとしたイベントがいっぱいだ。
来場者にオリジナルロゴ入り雪峰祭うちわ、アンケート交換用限定ステッカーを配布。参加無料の飾りうちわ作り、抽選で1日1人に豪華景品が当たる運だめし、オリジナル紙風船プレゼント、無料の六角凧作りとアウトドア積み木遊び。「朝日山」利き当て大会、鼓動文化財団による太鼓のワークショップ、もちつきとふるまい、福まきと、子どもからおとなまで楽しめる。
飲食ブースでは無料の雪峰祭おにぎりのふるまいのほか、居酒屋甲子園で全国1,482店舗の頂点に立った「燕三条イタリアンBit」、背脂ラーメンを提供する「酒麺亭 潤」、東京青山の本格フレンチレストラン「I・K・U 青山」、東京都昭島市からレストラン「Snow Peak Eat」、旧巻町の伝統玩具・鯛車をモチーフにした「鯛車焼」の専門店「鯛車焼 一成(いっせい)」が出店する。
これまで初日夜のイベントは、キャンプフィールド宿泊客向け限定で行ってきたが、今回は初めてだれでも参加できるイベントを企画した。それが「光の演出雪峰灯-せっぽうとう-」で参加は無料。キャンプフィールド内の池をLEDの光で演出し、社屋内外をいくつもの光で幻想的な空間をつくりあげるもので、どんな空間が生まれるかは当日のお楽しみ。あわせて「鯛車」を展示し、あかりをともす。
一方、今回も雪峰祭にあわせた限定アイテムを各店舗でオープンと同時に販売し、オンラインストアは11時に販売開始。雪峰祭限定の「蚊取り豚」(税別8,800円)と「タープフラッグ」(3,200円)、雪峰祭から定番品となる「アメニティータープ」(26,800円)と「野宴鍋24」(11,800円)の4アイテムをラインナップする。
昨年秋の雪峰祭は、過去最多の2日間で4,400人が来場した。雪峰祭にあわせたキャンプフィールドの宿泊は毎回、すぐに予約がいっぱいになっている。実際にどれくらいの需要があるのかわからなかったので、今回は初めて抽選にしたところ、定員150組のところ競争率5倍となる狭き門だった。
今回の雪峰祭は、日本伝統の祭りの雰囲気の演出をテーマにした。ポスターには鯛、米俵など昔ながらの縁起物をデザインし、当日に向けてさまざまな仕掛けを用意している。
スノーピーク管理本部管理部広報課の平野和治マネージャーは「地域貢献のイベントの意味をもたせたかった。新潟にスノーピークがあって良かった、新潟っていいよねと思ってもらえればと、祭りの要素を盛り込んだ」と話し、千客万来で大勢の来場を待っている。問い合わせは電話「0120-010-660」へ。