アウトドアブランドのスノーピーク(山井太社長・本社三条市中野原)は4、5の2日間、全国の直営店やスノーピークストアで春の感謝祭「雪峰祭(せっぽうさい) 2016 -春-」を開いており、初日4日の三条市のHeadquartersでは、好天にも恵まれて昨年秋の雪峰祭初日の2,200人を上回る2,600人を超す来場でにぎわった。
春秋の年2回、恒例のユーザーへの感謝イベント。Headquartersでは、本社と工場やナチュラルライフスタイルストアを会場にファン待望のアウトレット販売とB級品抽選販売をはじめ、鼓動文化財団による太鼓のワークショップ、六角凧作りとアウトドア積み木遊び、飾りうちわ作り、もちつきとふるまい、福まきなどイベントは盛りだくさんだ。
飲食ブースでは「燕三条イタリアンBit」、「酒麺亭 潤」、「鯛車焼 一成(いっせい)」、東京から「I・K・U 青山」、「Snow Peak Eat」と注目の店が並び、一日たっぷりと過ごせる内容だ。
初日4日の夜は、初めて一般来場者を対象にした。「光の演出 雪峰灯-せっぽうとう-」がそれで、本社の社屋内外をおびただしい数の同社のLEDランタン「ほおずき」やキャンドル、さらにあかりを生かした郷土玩具の鯛車で飾った。社屋に入った来場者は「すごーい!」と歓声をあげて驚き、同社と地元の自然を生かしたインスタレーションに目を見張った。
一方、雪峰祭のキャンプフィールドは宿泊利用の申し込みが殺到しており、どれくらいの利用申し込みがあるのか確かめたこともあり、今回は抽選にしたところ、定員150組に対し、6.8倍もの申し込みがあった。夜は山井社長も参加してキャンプフィールドで宿泊客とたき火トークを行った。
5日は午前9時から午後3時まで開き、地元の人たちにも来場を呼びかけている。