金みこしとよさこい踊りを福祉施設に出前して飛燕夏まつりをPR (2016.6.7))

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燕1000人みこし実行委員会と飛燕夏まつり協賛会は4日、燕市内の老人福祉施設など5カ所を巡回し、金みこしとよさこい踊りのパフォーマンスで7月16、17日に燕地区で行われる第45回燕市民祭「飛燕夏まつり」をPRした。

「さわたりの郷」での金みこしとよさこい踊りのパフォーマンス
「さわたりの郷」での金みこしとよさこい踊りのパフォーマンス

燕1000人みこしは、レンタルみこしを使って1990年にスタートし、ことしで27年目。1992年に燕の鎚起銅器の技術をふんだんに使った銅製の鎚起みこし、翌年に銀みこし、それから7年をかけて多くの事業所や市民から技術や寄付の提供など、協力を得ながら純金を施した金みこしを製作した。

燕地区の夏まつり「飛燕夏まつり」のPRは、会場に来られないお年寄りにもまつりの雰囲気を味わってもらえたらと毎年、みこしとよさこいの出前を行っている。

この日も、みこしの担ぎ手やよさこいソーランの踊り手など約100人が参加。午前9時50分からの「白ふじの里」を皮切りに、ふれあいフォーラム開催されていた燕市吉田産業会館の駐車場、「さわたりの郷」、「つばめ福寿園」、「なごみケアセンター」と主に高齢者福祉施設を巡回した。

よさこいソーランの披露
よさこいソーランの披露

午後から訪れた「さわたりの郷」では、施設を利用しているお年寄りが玄関前に車いすなどに座って見学する前で、各団体のそろいの衣装で登場したよさこいソーラン隊がオリジナル曲の「舞燕」と、「よっちょれ」の2曲を披露。続いて、威勢のいい掛け声の担ぎ手によって金みこしが登場し、餅まきならぬ菓子まきを行って盛り上げた。

鳴子を手に見学していたお年寄りは、よさこいの音楽やみこしの担ぎ手のかけ声にあわせて鳴子を振ってリズムをとったりして笑顔のも。施設の職員によると、大勢の人が来てくれる施設の中でも大きなイベントと言い、「毎年、この日を楽しみにして時間前からうずうずしている人もいます。表情も変わります」と話していた。

燕1000人みこし実行委員会では、「飛燕夏まつり」本番でみこしを担ぐ一般参加者も募集しており、大勢の参加を呼びかけている。詳しくは、燕商工会議所内の飛燕夏まつり協賛会(電話:0256-63-4116)へ。

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