6と9のごろ合わせで「6・9(ロック)の日」の6月9日、三条署は「鍵かけ」を呼びかける広報活動を行い、JR東三条駅で市内の高校生や警察ボランティアなど約50人が参加して自転車盗難被害防止などを駅の利用者に呼びかけた。
午後4時半から行い、三条署員、東三条駅最寄の三条東高校の規律委員7人と三条商業高校の女子バスケットボール部6人の高校生、三条地区更生保護女性会、三条地区少年補導委員・指導委員、三条市青少年指導委員、三条市職員が参加。このほかに、県警マスコット「ひかりちゃん」と三条市環境マスコットキャラクター「エコちゃんサンちゃん」も参加した。
小雨の降るなか参加者は、駅の正面口と南口の2班に分かれ、駅の乗降客への呼びかけと駐輪場の自転車の施錠の点検パトロールなどを行った。
駅の乗降客には、改札前や駅入り口などで自転車の盗難防止や交通事故防止のちらしと自転車のワイヤーロックなど啓発グッズを手渡しながら「鍵かけをお願いします」と呼びかけた。
駐輪場では、びっしりと並んだ自転車を、生徒、おとなの参加者、警察官がいっしょに1台ずつをチェック。施錠や防犯登録の有無を確認し、不備のあった自転車には荷札タイプのチェック票を取り付けて注意を促した。
県警マスコット「ひかりちゃん」と三条市環境マスコットキャラクター「エコちゃんサンちゃん」も参加
自転車盗被害の多くは鍵のかけていない場合が多く、高校生の被害の割合も少なくないことから、未然防止として「まずは鍵をかけてもらうことが大切」と毎回、地元の高校生にも参加してもらって周知している。