JAにいがた南蒲は11日朝、本店職員駐車場(三条市興野3)で毎週土曜に農産物などを直売する「なんかん育ち軽トラ市場」をことしもスタートし、新鮮な野菜などを求める買物客でにぎわった。
軽トラ市場は、毎年6月から11月まで開催しており、5年目。昨年から、それまで月2回だった開催日を毎週土曜に増やし、農産物の直売のほかにフリーマーケットも同時開催。当初は軽トラックの荷台で販売していたが、買物客に見やすいようにと車から降ろして販売するスタイルの人が多い。
初日11日は、軽トラックとフリーマーケットのテントなど10件ほどが出店。キャベツ、ソラマメ、キューリ、タマネギ、ホウレンソウ、イチゴ、ダイコン、ニンニク、トマト、長ネギ、ウメなどの野菜や生花、野菜の苗などが並んだ。
午前9時のオープンを前にスタートを待ちかねた買物客が大勢訪れ、職員の「お待たせしました、開店です」の合図とともに、目当ての品物を次々と手にしていた。
近所に住む70歳代の女性は常連で、2人で買物に訪れ、「近くていいよね」、「新鮮だし、安いし」と話し、旬の野菜や果物などが並ぶ軽トラ市場のオープンを、ことしも歓迎していた。
買物をした人に「ご来店カード」を配布しており、商品を購入した日に日付印を押し、集まった数によって粗品と交換する。粗品は、5個の日付印を集めると交換できる同JAオリジナルの手作りトマトジュースか南蒲産米粉うどんや、20個集めるとプレミアムコシヒカリ「難関突破米」300グラム3個入りのギフトセットを用意している。
なんかん育ち軽トラ市場の営業は、11月26日まで毎週土曜の午前9時から11時まで開くが、売り切れたら終わる。天気によって内容を変更する場合もある。農産物やフリーマーケットの出店者を随時、募集しており、問い合わせは、JAにいがた南蒲本店総務部(電話:0256-36-5200)へ。