三条署は13日、市役所職員をかたった還付金等詐欺で約50万円をだましとられた被害の届け出を受理し、捜査している。
被害に遭ったのは三条市に住む70歳代の女性Aさん。13日午前11時過ぎ、Aさんの自宅に三条市役所職員を名乗る男から電話があり、「医療費の還付金があります。払い戻し用の機械があるスーパーに行ってください」などとうそを言われてだまされた。
男に指示されるがままスーパーのATM機を操作し、現金約50万円をだまし取られた。その後、家族に確認し、被害に遭ったことに気付いた。
三条署では、この被害のほかに6月10日にも市役所職員をかたった同様の還付金等詐欺の前兆電話1件の通報を受理しており、こうした詐欺などの不審電話があったら近くの警察署や警察相談電話「#9110」などへの相談や情報提供を呼びかけている。