三条市矢田、しらさぎ森林公園で26日まで「花菖蒲まつり」が開かれている。18、19日は満開オープニングイベントやニジマスつかみ取りなどのイベントが行われ、見ごろを迎えたハナショウブの花とともに来場者を迎える。
園内は約2万株のハナショウブがあり、毎年、開花にあわせて「花菖蒲まつり」を開いている。三条市によると、ことしの開花は例年に比べて数日早く、6月初めに咲き始めて初日12日は全体の3割余りが開花した。
北陸地方が梅雨入りした13日は、雨上がりでいっそう色の深みを増した木々の緑が、紫や白、青などのハナショウブの花を引き立たせた。園内には、カメラを手にした夫婦や若い女性、アマチュアカメラマンなどが次々と訪れ、全体の花の見ごろには少しだけはないが、園内を散策しながら撮影したりして楽しんでいた。
18日のイベントは、午前9時に栄保健センターを出発して同公園を目指す「健康ウォーク」で始まる。10時50分から「満開オープニングイベント」として女性4人のグループ「アンサンブル・ゼフィール」によるフルート演奏を行う。
10時から午後3時までフラワーヒーリングテラスがオープンし、花のネイルアートショップや花菖蒲ポストカード販売、ハーブティーカフェなどが行われる。午後6時から9時までコーヒーと軽食を楽しめる「ナイトカフェ」がオープンし、8時から1時間、再びフルート演奏のナイトステージが行われる。
翌19日はしらさぎの森、自然観察ハイキング。午前10時から「ニジマスつかみ取り」(1匹250円)、11時から午後4時まで「ちびっ子白バイ隊員記念撮影会」、「星空さんぽ」などを行う。
また、18、19の2日間のみ午前9時から午後4時まで東部工業団地を臨時駐車場として、会場までの無料のシャトルバスを運行する。