燕市は16日開かれた燕市議会6月定例会で、30日で任期満了となる南波瑞夫副市長(62)=燕市小池新町=の選任案を提出し、議会の同意を得て選任した。前副市長の菊地剛氏が2012年3月に急逝したのに伴い、それまで総務部長だった南波副市長が副市長に就いた。2期目になり、任期は7月1日から4年間。
ことしに入ってから鈴木力市長から再任の打診があった。「市長から言われれば当然、受ける方向で」と南波副市長。「1期目はがむしゃらにやってきた」と振り返る。
燕市の合併10周年の大きな節目を過ぎたばかり。「東京五輪直前で任期が終わる。それに向けてしっかり準備するのが課題になる。浄水場の建設も軌道に載せ、市役所の組織も自立したしっかりしたものにしたい」と話した。