県内最大規模のクラフト展「第9回三条クラフトフェア in 槻の森」が18、19日の2日間、ことしも三条市・槻の森運動公園で開かれる。周辺道路は混雑するので主催の三条クラフトフェア実行委員会(田巻勇一実行委員長)では、来場者に無料のシャトルバスの利用を呼びかけている。
毎年恒例となったクラフト展で、厳選した全国の出店者が終結するためリピーターや県外からの来場者も多く、昨年は2日間で延べ約4万人が来場した。
2日間とも午前10時から午後4時半まで開き、ことしも北海道から九州・熊本まで全国のクラフト作家など188組が出店。手作り作品の販売、体験や実演を行う。作品は木工、ガラス、陶磁器、和紙、染色、金属、編み組、切り絵、布、皮革、アクリル、キャンドル、漆などさまざまな分野にわたる。
体験・実演は午前10時から午後3時まで。実演は紙への着色の実演、客のイメージで書を書く想書、金属のブレスレット製作、皮革の各種ケース製作など。模擬店として地元の飲食店など14店も出店する。
恒例の「お楽しみチャリティー企画」は、出店者が提供した作品をチャリティー価格で販売し、今回は売り上げを熊本地震の義援金に充てる。
2日間とも三条市役所三条庁舎とJR東三条駅を経由して会場を結ぶ無料のシャトルバスを15分から30分の間隔で運行する。運行時間は、午前9時半から午後5時25分で、始発は午前9時半三条市役所発、東三条駅9時40分、会場10時着の予定。臨時駐車場として、市役所の第2駐車場と職員駐車場、三条信用金庫研修所駐車場を開放する。
フェア前日の17日は、青空が広がるが梅雨らしい蒸し暑さのなか会場での案内看板を設置したり、テントを張ったりして準備が行われていた。出店者も続々と来場し、駐車場には、函館、青森、岩手、神戸、高知など全国各地のナンバーの車が並んでいた。