三条市立下田中学校で17日、燕三条青年会議所(相場健一郎理事長)による出前授業「職業人に学ぶ会」が行われ、燕三条青年会議所会員12人講師となって下田中2年生87人からそれぞれの仕事について聞いてもらった。
体育館を会場に12人の講師がいっせいに授業を行った。25分の授業を3回行い、2年生からそれぞれがあらかじめ決めておいた3人の授業を順に受けてもらった。
講師は、製造業、保険業、飲食業、塗装業、ウェブデザイン、印刷業、タレントキャスティングなど、かぶらないようにさまざまな業種の会員をそろえた。スノーピークの授業では実際にテント張りを体験。ネイリストの実演もあり、2年生は興味津々で学校の授業とはまったく違う感覚で学んでいた。
燕三条青年会議所は経営者が多いこともあり、未来を担う子どもたちから働くことについて理解を深め、このまちの仕事に誇りを感じてもらおうと、2013年度から同様の出前授業を行っており、ことしは昨年と同じ下田中と栄中の三条市内2校で計画した。