燕市空手道連盟真空手塾(田辺良文代表)は16日、練習場に借りている燕市・旧燕工業高校格技場でこの夏、全国大会や続く国体に出場する同塾所属選手延べ23人の壮行会を開き、活躍を願った。
全国大会に出場する所属選手は、小学生が第16回全日本少年少女空手道選手権大会出場の個人組手5人。中学生が第23回全国中学校空手道選手権大会出場の個人組手5人と団体組手6人、高校生が第43回全国高等学校空手道選手権大会の個人組手1人と団体組手5人。そして第71回国民体育大会の少年男子組手に出場の高校生1人と監督の社会人1人。同塾に空手を学ぶ約60人と保護者らが見守るなかで壮行会を行った。
田辺代表は「大変、厳しいところをみんな頑張って戦ってくれて、例年通りかそれ以上の成績を残してくれた」とほめ、応援してくれた家族や関係者に感謝するよう求めるとともに、2007年から旧燕工業高校格技場を練習場に借り、非常に恵まれた環境だったが、取り壊しのため6月いっぱいで使えなくなり、「ここで養った空手の力、培ったものは、これがなくなってもずっと引き継いでいきたい」した。
これまで先輩は全国ですばらしい戦いをしており、「先輩にできたことが君たちにできないわけはない。自分もしっかり戦ってみようという決意を新たにして、試合までしっかり練習してください。そしてこの道場に恩返しできるようにしっかり頑張ってください」と期待した。
保護者会会長の柴山信一さん(44)=燕市長渡=は、「日ごろの練習の成果と勝ちたいと思う気持ちが勝った結果と思う。全国大会に向けてますます努力と、上位入賞を目標に思い切って戦ってきてください」と激励した。
全国大会出場選手を順に呼び出して並ばせて紹介したあと、代表で県予選1位で2年連続2回目の国体出場を決めた県立吉田高校3年酒井大輔さんが、「今まで育ててくれた親への感謝の気持ち、そしてここまで育ててくれた先生への感謝の気持ちを忘れず、全国大会ではひとつでも多く勝ち、入賞や優勝を目指して頑張っていきます。応援よろしくお願いします」とあいさつした。同塾の全国大会出場選手は次の通り。敬称略。
小学生 | |||||
第16回全日本少年少女空手道選手権大会 |
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種目 | 所属 | 名前 | 学年 | 予選 | 備考 |
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2年生 男子組手 |
燕西小 |
江口 遼 |
2年 | 県予選1位 | 初出場 |
4年生 男子組手 |
加茂市 須田小 |
中野 連太郎 |
4年 | 県予選1位 | 初出場 |
4年生 男子組手 |
小中川小 |
宮野 煌大 |
4年 | 県予選2位 | 4年連続 4回目 |
5年生 女子組手 |
燕西小 |
須藤 花梨 |
5年 | 県予選1位 | 1年ぶり 4回目 |
6年生 女子組手 |
吉田小 |
佐野 水紀 |
6年 | 県予選2位 | 6年連続 6回目 |
中学生 | |||||
第23回全国中学校空手道選手権大会 |
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種目 | 所属 | 名前 | 学年 | 予選 | 備考 |
男子 個人組手 |
燕中 |
西山 拓也 |
3年 | 県予選1位 | 2年連続 2回目 |
男子 個人組手 |
燕中 |
渋木 是路 |
1年 | 県予選2位 | 初出場 |
男子 個人組手 |
燕中等 |
小柳 翔 |
3年 | 県予選4位 | 初出場 |
女子 個人組手 |
燕北中 |
斎藤 春風 |
3年 | 県予選2位 | 初出場 |
男子 団体組手 |
燕中 |
西山 拓也 |
3年 | 県予選1位 | |
渋木 是路 |
1年 | ||||
野島 愛斗 |
1年 | 初出場 | |||
大泉 勇樹 |
1年 | 初出場 | |||
江口 楓 |
1年 | 初出場 | |||
男子 団体組手 |
吉田中 |
佐野 凌青 |
2年 | 県予選1位 | 初出場 |
高校生 | |||||
第43回全国高等学校空手道選手権大会 |
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種目 | 所属 | 名前 | 学年 | 予選 | 備考 |
男子 個人組手 |
吉田高 |
酒井 大輔 |
3年 | 県予選1位 | 3年連続 3回目 |
男子 団体組手 |
吉田高 |
酒井 大輔 |
3年 | 県予選1位 | 3年連続 6回目 |
西山 翔 |
3年 | ||||
柴山 拓真 |
3年 | ||||
渡辺 真央 |
3年 | ||||
柴山 耕輔 |
1年 | ||||
第71回国民体育大会 10月8日〜10日 岩手県・岩手県営武道館 |
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種目 | 所属 | 名前 | 学年 | 予選 | 備考 |
少年男子 組手 |
吉田高 |
酒井 大輔 |
3年 | 県予選1位 | 2年連続 2回目 |
監督 | 真学園 |
田辺 良元 |
33歳 |