加茂市岡ノ町、貸しアトリエ「あとりえ きっか」では、23日から26日まで「猫展」を開き、絵画や手工芸などジャンルの違う12人の作者がネコをモチーフに制作した作品を展示している。
2010年から開き7回目。布小物、陶芸、木工、エコクラフト、彫刻、版画、漆芸、羊毛、編みぐるみ、日本画、イラストレーションなどさまざまなジャンルで制作された大小数百のネコたちが並ぶ、販売も行っている。
作家は三条、加茂、新潟、新発田に住む12人。同アトリエ主宰の長谷川優子さんは、これだけのジャンルの作家がひとつのモチーフの作品を展示するのは珍しいと言い、たくさんの人に楽しんでほしいと来場を呼びかける。
また、長谷川さんは、2011年から東日本大震災で被害を受けた文化財の保護のために、企画展のたびに募金を行っている。寄せられた善意に「猫展」の収益の一部を合わせて文化財の保護をしている財団に寄付している。
今回は、東日本大震災の被災地に加え、熊本地震の被災地での文化財保護にも役立ててもらいたいと、計2カ所に寄付する。
猫展は、入場無料。午前10時から午後5時までで、最終日26日のみ4時まで。会場は、加茂山公園駐車場前から加茂駅に向かって数百メートル先の左側、「ショッピングセンターメリア」の裏。