三条蘭亭会(井上雨石会長)は24、25、26日の3日間、ことしも三条市中央公民館で第29回書道展を開き、会員の作品など40点を展示している。
三條蘭亭会は、日本書法教育会で学ぶ三条市や燕市を中心とした書道団体。三条、燕、新潟の5人の師範とその教え子など、20歳代から90歳代までの40人が会員。
書道展は、会員の1年間の勉強の成果を発表している。今回は会員33人の39点と賛助出品の日本書法教育会の長谷川白楊理事の1点と合わせて40点を展示。
作品のテーマは設けず、かい書、行書、草書、隷書、漢字や仮名などさまざま。バラエティーに富む作品の数々は、墨一色のはずなのに、色とりどりの絵画を鑑賞しているような感覚にもなる。
1985年の創設からことしで31年。2004年の7・13水害の年に休んだ以外、設立の翌年から毎年、同公民館を会場に開いている。前日23日夜、作品を持ち込んだ会員が展示作業を行った。現代文が多く、初心者にも楽しむことができるので気軽な来場を呼びかけている。
書道展は、午前9時から午後5時まで、最終日28日は午後4時半まで。入場無料。あわせて会員も募集している。