道の駅「燕三条地場産センター」は日曜の26日、1階物産館前のスペースで初めて若手農家集団「燕三条ファーマーズ」による採れたて新鮮野菜を販売を行った。
三条市の内山農園と横山農園、燕市の樋浦農場と宮路農場が出店。テーブルにコメやキュウリ、レタス、ジャガイモ、トマト、アスパラガスなどの野菜に加えて二次加工品のジェラートやキュウリのつくだ煮なども並べ、生産者自ら売り子となって販売した。
物産館へ向かう人の多くが野菜販売に目を向け、昼休みになると同センター職員も連れだって野菜を買い求め、売れ行きは順調だった。
燕三条地場産センターが3月に道の駅として新たにオープンして以来、客層が大きく変わった。道の駅と思って来館する人の多くが想定する野菜の直売を燕三条地場産センターでは行っていない。物産館には燕三条で生産されている大量の製品を販売しているにもかかわらず、野菜がないだけで「何もないのね」と言われることも。
そこで今回は物産館で販売しているジェラートを生産する内山農園に出店を依頼し、内山農園が若手農家に声をかけて「燕三条ファーマーズ」として出店した。とりあえず来館者の反応を見るのが目的で、内山農園では「しばらくは月に1回は開いていきたい」としているが、今後は直売所常設も検討することになりそうだ。