燕市が旧吉田庁舎を改修して昨年5月にオープンした燕市民交流センターの1階に設置された交流ホールの活用をと6月27日、ハーブティーを味わうイベントが行われ、62人が参加して盛況だった。
元燕市の保育園長だった燕市の板屋良子さん(63)が講師。板屋さんは1999年から趣味でハーブ講座を受けて学び、ハーブインストラクターや園芸福祉士の資格をもつ。この日は自宅で栽培するハーブを摘んできて、カモミール、レモングラス、ミントを使ったハーブティーや、鮮やかなブルーからレモンを入れるとパープル、ピンクと色を変えるマロウを使ったハーブティーをその場でいれ、味わってもらった。
加えて手作りのシフォンケーキや天然酵母パンの販売も。参加者はボランティア団体に所属する人が中心で、大半が60歳代の女性。いかにも体に優しそうなハーブティーの香りを楽しみ、ゆったりした時間を過ごしていた。
燕市民交流センターの交流ホールは、正面玄関を入ってすぐの右手の角にある。テーブルやいすを置いていて、誰でも自由に使えるスペースになっているがほとんど利用者がなく、閑散とした雰囲気になっている。
利用者を増やすためにもまず交流ホールを使ってもらおうと、同センターに入居する燕市社会福祉協議会がイベントを企画し、今回初めて行った。今後も毎週金曜の主に午前10時からイベントを行う計画で、内容はハーブアレンジメント、ハンドセラピー・フットセラピー、絵手紙、ボディーケア、英会話、手芸などを計画し、市民の参加を呼びかけている。問い合わせは市社協ボランティア・市民活動センター(電話:0256-78-7867)へ。