三条市大島、農産物直売所「ふるふる」は2日、「ふるふる感謝祭」を開き、地元生産者が作るモモや野菜、ナシやブドウの引換券など豪華賞品を用意したじゃんけん大会や試食販売などを買物客に楽しんでもらった。
7月でオープン2周年となる「ふるふる」。地域の人たちや買物客に感謝の気持ちを伝えたいと、生産者や納品業者などの協力を得て、初めて開き、地元食材で作った炒麺と野菜スープの無料配布、試食販売やゲーム、七夕飾りコーナーなどを行った。
午前10時のオープンから、切れ目なく訪れる買物客を樋口店長はじめ女性スタッフは浴衣で迎えた。店内では、初物のモモやイチジク、エダマメ、キューリ、イチゴなど試食で味を確かめながら買い物かごに入れていた。このほかにも、アイスクリームや餃子、出汁などの納入業者も試食を用意した対面販売を行い、買物客はそれぞれの生産者や販売者の話も聞きながら買物を楽しんでいた。
店舗入口前では、34.6度の猛暑のなか、メーンイベントのじゃんけん大会が行われ、約50人が参加。モモ、ナシ、野菜、ブドウの生産者とじゃんけんをして、勝ち残った人に生産者が提供する賞品をプレゼント。
モモ5個や野菜の詰め合わせ、ジャム、ブドウの詰め合わせやシャインマスカット1万分の引換券などの豪華賞品を前に、生産者も参加者も汗で髪がぬれるほどの暑さも忘れて、じゃんけんに集中。どきどきしながら勝ち抜いて豪華賞品をゲットした参加者は、にこにこ顔だった。