燕市体育協会(柴山義栄会長)は1日、燕市・スポーツランド燕で第45回燕市民ナイターソフトボール大会の開会式を行い、参加24チームから100人が近くが参加して夏の文字通り熱戦をスタートした。
各チームはプラカードを先頭にグラウンドのダイヤモンドのなかに整列。昨年で5連覇した小中川バッファローズが優勝旗と優勝杯を返還し、選手場代表でポリッシュの五十嵐和行選手が選手宣誓した。
開会式のあとは恒例で試合を行う。ホームラン競争のアトラクション。年齢や性別により一定の距離以上を打った人に缶ビールをプレゼントするもので、ワイシャツのままバッターボックスに立つ人もあり、むきになって球をひっぱたいたり、ジャンプしてバットを振ったりで、笑いを誘う場面も。弥彦山が夕闇に溶け込むに連れて輝きを増すナイター照明の下、夏の風物詩の到来を実感していた。
燕市ソフトボール協会主催のソフトボール大会も行っているが、燕市民ナイターソフトボール大会はその加盟チーム以外も対象にしたオープン参加の大会。最盛期は155チームが参加したが、それと比べると今はぐっと少なく、ことしは昨年と同じ24チームの参加となった。
勝敗だけでなく、ソフトボールの底辺拡大、交流も大切な目的で、スローピッチルールの7イニング。10人制でことしはエクストラヒッター(EH)を入れた11人制での参加も選択できるようにした。
トーナメント戦で4日から土、日曜と祝日を除いて平日に試合を行う。1回戦で負けたチーム同士で昨年は1回だけ対戦を行ったが、ことしは1回戦負けのチームで敗者復活トーナメントを行い、優勝チームも全体の3位に加えて表彰する。梅雨時なので雨で中止になることが多く、日程は天気しだいだが、決勝は8月上旬になりそうだ。