弥彦村議補欠選で小林村長が村長派の出陣式で激励 (2016.7.6)

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弥彦村議補欠選が5日告示され、村長派として立候補した新人の小林晴雄氏(66)の出陣式で、小林豊彦村長のあいさつのようすがYouTubeにアップロードされた。

小林村長は、4人の候補が「横一線の状態で告示日を迎えることができた」と、小林氏と同じく村長派の丸山義晴氏(70)がいずれも新人ながら対等な状況にあることを喜び、出席した人に「ぜひ、あと新規に最低3票を確保していただければ間違いなく当選させていただくことができる」と選挙運動に力を入れるよう求めた。

選挙に対するマスコミの注目が高いことについて「村の行く末を占う選挙戦であると認識されている」とし、村長に就任してから1年4カ月はすべて「前の大谷村政の尻ぬぐいをやらされている」と表現した。

村は4年間、赤字だったのに誰もそれを知らず、そのために「補助金を減らさせていただいた」。加えて弥彦競輪は「13年間も何も村に金を入れてくれていない」。「補助金の見直しなんかやると評判が悪くなるのは百も承知」だが、見直さなければ「この村が沈没する危険性がものすごいある」、「下水道料金、介護保険の料金、みんな上がってしまう。それは絶対に避けなければならない」と危機感を示した。

小林村長の村政では「隠しておいたことを全部、オープンにする」。「皆さんから非難を受けるのを覚悟のうえ、やらさせていただく。それは村のため、村民の皆さんのこれからのことを考えるとやらざるを得ないと決断した」とした。

村議会は反市長派が多く、「次の子どもたちにいいものを残すには、小林晴雄さんからどうしても当選していただかないとなかなかうまく進まない」と支援を求めた。


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