例年より5日から1週間早く加茂で選果機を使ったモモの出荷が始まる (2016.7.7)

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県内有数の果樹産地、加茂市のJAにいがた南蒲須田地区選果場=前須田=で5日、選果機を使ったモモの出荷が始まった。品質は良好で、例年より、5日から1週間ほど早い出荷だ。

 JAにいがた南蒲須田地区選果場の選果機を流れるモモ
JAにいがた南蒲須田地区選果場の選果機を流れるモモ

同選果場での初出荷は、モモの品種「日川白鳳」と「八幡白鳳」。これまでの降水量が少なく日照量が多かったため糖度が高く、病害虫の被害も少なく、品質は良好だ。

JAにいがた南蒲管内のモモの栽培面積は約50ヘクタールで、加茂地区が220トン、三条市大島地区が116トン、田上地区は80トンの出荷を見込む。

病気や傷を検査
病気や傷を検査

この日は、生産者が持ち込んだモモは1,700kgから1,800kg。第一に人の目でチェック。病気や傷がないかを検査し、ベルトコンベヤーの上を流れて、糖度を測るセンサーの中を通り、さらに流れて箱詰めされた。県内の市場に出荷され、翌8日は店頭に並ぶ。

モモの出荷は、9月中旬ころまで続き、ピークは7月下旬で、1日5,000kgから6,000kg。これから休みなく続く。


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