三条市の移住を支援するFacebookページ「三条で暮らす。」に三条市下田地区だけで提供されている「笠堀ダムカレー」と「大谷ダムカレー」の2つのダムカレーの動画が掲載されて人気だ。
6月下旬からいずれも株式会社下田郷開発が運営する三条市南五百川、八木ヶ鼻温泉「いい湯らてい」のレストランで「笠堀ダムカレー」(税抜き980円)、同市庭月、道の駅「漢学の里しただ」の農家レストラン「悟空」で「大谷ダムカレー」(同)を販売している。
「いい湯らてい」は昨年もダムカレーを販売しているが、ことしは初めて「漢学の里しただ」でも始め、それぞれに下田地区にある笠堀ダム、大谷ダムの2つのダムの名称を冠し、ライスでそれぞれのダムの重力式コンクリートダム、ロックフィルダムの形状を再現する。
どれだけ三条市への移住、定住につながるかはさておき、このダムカレーをPRしてダムマニアをはじめ、市外、県外から三条市へ観光客を呼び込もうと、三条市の営業戦略室が動画を製作し、移住定住を推進するFacebookページ「三条で暮らす。」に5日、「笠堀ダムカレー編」(1分05秒)を掲載。予想以上に好評だったので7日に今度は「大谷ダムカレー編」(1分45秒)を掲載した。
「笠堀ダムカレー編」は8日までに再生回数3500回を超え、「大谷ダムカレー編」は2000回を超えた。さらにアクセス数を増やそうと8日、YouTubeでも公開した。
いずれも妙齢の女性がカレーを注文してからカレーが完成して食べるまでの調理のようすを早送りにして編集したもの。ノーカットの長回しで撮影から編集、アップロードまですべてスマホだけで仕上げ、手作りの親近感あふれる動画になっている。
また、10日に日本テレビ系列で放送の「シューイチ」で、午前9時過ぎから放送されるダムが話題になっているというコーナーのなかで、三条市が行っている笠堀ダム特別見学と大谷ダム探訪ツアーが紹介される。