田んぼアート10周年で10日まで3日間限りのライトアップ (2016.7.9)

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毎年、燕市吉田ふれあい広場わきの田んぼで行われている田んぼアートがことしで10周年を迎えたのを記念して8日から10日までの3日間、見ごろを迎えた田んぼアートのライトアップが行われている。

 田んぼアート10周年を記念したライトアップ
田んぼアート10周年を記念したライトアップ

田んぼアートは燕市、JA越後中央、新保富永集落、西蒲土地改良区南地区で構成する燕市景観作物推進協議会。毎年、地域の人たちに参加を呼びかけて田植えを行い、色の異なるイネで田んぼにデザインを描く。

 パノラマ写真
パノラマ写真

ことしの田植えは290人が参加して吉田北地区のご当地ヒーロー「方言戦隊メテオレンジャー」のイラストや「かがやくまち つばめ」の字句をデザインした。

イネが育って田んぼアートの見ごろになるのにあわせて、ことしも6月11日から8月4日までふれあい広場にパイプを組んだ見学台を設置。道路より5メートルほど高い位置から田んぼアートを見下ろすことができる。毎日午前9時から午後5時まで開放している。

見学台からライトアップされた田んぼアートを見下ろす市民
見学台からライトアップされた田んぼアートを見下ろす市民

加えてことしは田んぼアートが10周年を迎えたのを記念してライトアップを計画した。10日までの3日間、午後7時半から9時まで40アールの田んぼに描かれた田んぼアートを燕市が所有するスタンド型の小型の投光器10灯で照らしている。

夕涼みがてらに照明に輝く緑のイネを見てはしゃぐ子どもたち
夕涼みがてらに照明に輝く緑のイネを見てはしゃぐ子どもたち

午後8時前ころから近所の人たちが見学に訪れた。8時半になっても見物客は60人ほどとそれほど多くなかったが、見学台から見渡すふだんとはまるで違う田んぼアートのようすに「すごーい!」と目を丸くした。「おれが植えたのはどのあたりだ?」と田植えに参加してその成果を確認する人もいた。


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